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「秀吉様!!!磯野が来ますっ!!!」
「…ふむっ……火花を散らし戦いければ、敵味方の分野は、伊勢をの海士の潜きして、息継ぎあえぬ風情なり…。」
「なっなにを悠長なことを!!!!」
「案ずるなっ!!!」
「秀吉!!!その首もらった!!!」
「おい員昌!!!図に乗るな。」
秀吉は刀を抜き、員昌の方に馬をすすめ始めた。
「秀吉!!この間合いの差を如何にして埋めるかな?」
ぶんっ!!
員昌の槍が秀吉の右から迫る。
「ほっ!!」
秀吉は鞍から跳び、空中で弧を描く。
「こざかしい!!」
員昌は槍を投げ捨て、刀を構える。
「ふはははは!!空中で如何にしてこの斬撃をかわすかぁ!!!!!その首もらった!!!」
員昌が振り抜いた刀が秀吉の頬をかすめる。
「!!」
「どうやってかわした!!!」
「そいっ!!」
秀吉はそのまま員昌の胸に刀を突き刺した。
「こふっ!!!」
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