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「来るぞっ!!皆、刀を抜け!!!」
「うわぁあぁぁあぁ!!!!」
兵之助が兵を率いて、信長たちに迫る。
「弥次郎兵衛!!一本打て!!威嚇だ!!!!」
「まかせろっ!!」
弥次郎兵衛が馬上で矢を取り出し、弓を構える。
「信長は打つなよ。」
「わかっとるわっ!!」
弥次郎兵衛は信長の横にいる足軽に狙いを定める。
ズバシュッ!!!!
弥次郎兵衛の弓から放たれた矢はとてつもない勢いで足軽の方へと飛んでいく。
信長がそれに気付く。
「おい!!よけろっ!!!」
「へ?」
ドスッ!!!
矢は足軽の額に命中し、そのまま足軽は後方へ吹っ飛ぶ。
「!!!」
「なんだ今のはっ!!!!」
「弓かっ?いやあの威力はなんだっ!!」
織田の兵達は困惑している。
「弥次郎兵衛よくやった!!作戦通りだ!!!」
「礼には及ばねー!!!さぁ突っ込むぞっ!!!!」
「うぉおぉぉお!!!!」
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