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由衣が話し出す。
「会長さんさ、昨日の放課後独り言を呟いてたんだって。私の先輩が言ってた。
でね、ここからは噂なんだけど、独り言を呟いた5時間10分後に、白い服をきた髪の長い女性が鎌を持ってやってきて、首だけを持っていくんだって!
怖くない!?」
確かに、その話は怖い。
けど私は正直、霊とかその類いのものは全くと言っていいほど信じてない。
だから今回も、
生徒会長は頭のおかしいやつに殺されたんだろう
くらいにしか思っていなかった。
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