10人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ
「うん、怖い。でもそれはあくまで噂でしょー?」
私が冗談交じりでそう言うと、由衣はニヤッと笑って答えた。
「って思うでしょー?けどそれを偶然見てた先輩がいるんだよねっ!
しかも私の部活の先輩だしっ!今日の放課後ちょっと話聞きにいってみない!?」
うーん……ちょっと面倒くさいけど……、どうせ家に帰ってもすることないからいっか。
私が了解すると、由衣は携帯を取り出した。たぶん先輩にメールでも送るんだろう。
まぁ、いい暇潰しにはなるかな。
最初のコメントを投稿しよう!