先輩

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放課後、チャイムが鳴ると同時に私と由衣は教室を飛び出して、3-3へ向かった。 3年生には不思議な目で見られたけど、由衣は全く気にしてないみたいだった。私は……ちょっと恥ずかしかった。 ガラガラッ! 由衣が勢いよく3-3のドアを開けると教室中の目が私たちに向けられる。 でもやっぱり由衣は気にする様子もなく、口を開く。 「川端先輩っ!」
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