586人が本棚に入れています
本棚に追加
「マツくん
俺のこと飼ってくれるの?」
嬉しそうに見てくる光
何故かズキッと胸が痛かった
「飼う、って……」
「俺のことココに置いてくれる
?」
さっきの無邪気な笑顔が頭から
離れないんだ
ユウに渡したくない、なんて
自然と手は光の頭に向かってた
「いいに決まってんだろ」
「っ、ありがと!」
「うおっ、…泣くなつっーの」
「だ…って、嬉しいから」
ぽろぽろ涙を零す光の頭を更に
優しく撫でた
それをユウは楽しそうに見ていた
20100324
この話は何か時間かかった←
最初のコメントを投稿しよう!