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きっかけは単純。
高一の体育のプールの時。
友達と水を掛け合いながらはしゃいでいたらふいに足がつった。
私は痛みに思わず体勢を崩して溺れかけた。
夢中で水をかけてくる友達は全く気付いていなかった。
溺れかける私に容赦なく水がふりかかる。
溺れたことのない私はは溺れるという未知の体験にパニックで声を出すことすらできなかった。
私が必死に水を掴もうとしていたら二本の太い腕が私の体を支えた。
彼が助けてくれた。
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