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オール…なんて高校生の頃は考えたこともなかった。
なんでお酒を飲み明かした翌日は妙に空虚な気分になるのだろう。
はしゃぎすぎて疲れた足も内臓も、プレゼントをつめすぎて地面を引きずられるサンタクロースの袋のように、重い。「腹八分目」という先人のありがたい言葉も愚かにはしゃぎ回る大学生の耳には届かない。
自分と自分の体に疲れ切ったこんな明け方に思うのは君のこと。
君は私を覚えているだろうか。
あれは私の初恋。
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