プロローグ

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だが、次元の欠片により選別を受けた人間は代償を払わなくてはならない。 それは、『魂の容れ物』。 つまりそれは、身体。 次元の欠片と契約を交わした人間は、例外なく異形へと姿を変えている。 異形と言っても姿形は獣のような姿だったり、人と変わらない姿だったりする。 しかし明らかに、そして確実に人間のそれとはかけ離れる。 それは正に、容れ物の消失、人間からの離脱を意味する。 もはや伝説とされてきた存在。 それが…『欠片の使徒』。          
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