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しばらくして、お兄ちゃんが言ってきたのだ。
「なあ、晴香。」
「えー?なあに?」
「倉田さんと実は、付き合ってるんだ」
「え!?そ、そうなんだ…」
「それで、今から倉田さんの家に行くんだけど、晴香も紹介したいし、一緒に行かないか?」
「うん…。いくっ!!」
倉田さんの家はすごく大きかった。
かなり大きな会社を経営しているらしい。
「初めてまして。倉田瑞穂です。晴香ちゃんだよね?」
「は、はい…」
「晴斗君に似てて、すっごくかわいいねっ」
倉田さんは、とても美人で、やさしく、非の打ち所がなかった。
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