第一章

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朝、俺は起きてからいつも通り一階に降りて行った。 一階では母さんと父さんが椅子に座りながらテレビを見ていたが急に母さんが 「全く嫌ねぇ…」 と溜め息をつきながらテレビを見ていた。 「どうしたの?」 「おはよう、浩太…ニュース見てみなさい」 そういわれてニュースを見ると、この村のことがやっていた。 《鬼生村で殺人がおきました》 ニュースの内容は大まかに言うとこんな感じだった。 昨日の夜に殺人があった。 場所は鬼生村 死体は何かに食いちぎられたようになっていて、右腕が無かったらしい。 その話を聞いて、頭の中で映像が作り出され、どのような現場なのかが容易に想像出来、気分が悪くなった。 .
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