第一章

3/10
前へ
/15ページ
次へ
スタスタ… 「なにやってんのよ、バカ三部に鬼縞」 いきなり声が聞こえた為、俺は声をあげた。 「白見!!」 彼女は白見 杞乃花(しらみ このは) 腐れ縁では無いけれど、仲の良い女子だ。 (ちなみにいつもはこの二人と居る) 「ねぇ、鬼縞に三部」 「どうしたの、白見」 「委員長…呼んでもいい?」 え、え? 委員長?ってことは黒鉄さん? 「どーぞどーぞ!」 俺の代わりに返事をする三部。 「ありがとー」 委員長ーっ、なんて言って白見は黒鉄さんを手招きして呼ぶ。 訂正、白見は見えない壁を気にせずに委員長、黒鉄に話し掛ける馬鹿だ。 .
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加