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その後、辺りを見渡していた三人だが、
人混みの中で見知った人物を発見した。
士は、少し嫌そうな顔をしてその人物に話しかける。
「海東、お前まで参加するのか?」
士の声を聞き、海東と呼ばれた人物は振り返った。
「やぁ、士ぁその様子だと君も参加するみたいだね」
「まぁそんな感じだ。
……ただ単にお前がこんな大会に出場するとは思えないな……
優勝賞金にでも目がくらんだか?」
「優勝賞金?違うよ、でもいい線をついてる。
僕が欲しいのは優勝賞品さ!!」
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