発覚

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拓也は静かに頭を撫でた。 外で風が木の葉を揺らす音が聞こえる。 病院の廊下では慌ただしい足音がたくさん・・・・・・ん? その足音はこっちに近付いているようだ。 病院のドアが勢いよく開いた。 「起きたかたくギャッ!?」 「体の調子はどうだ?」 踏まれる大助を見てオレは呑気にデジャヴュ?と思ってしまった。 「あぁ、得に何もない。 至って元気だよ。」 そういえばコイツらは知恵を助けるのに加勢をしてくれたんだよな・・・ 「二人とも、ありがとう。」
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