第一話

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ピピピピピ…… 静かな部屋に鳴り響く目覚まし時計の音。 「…んーーー」 ばんっ 布団から出た手が、目覚まし時計の頭を思いっきり叩いた。 「うるさい…」 いや、目覚ましさんも仕事してるんで…(笑 もこっと膨らんだ布団の中から、女の子が出てくる。 「もう朝…?」 ダダダダダダ… 段々と足音が近づいてくる。 バンっ 「れーーーい!!」 勢いよく開けられた部屋の扉から、何かがこっちに向かってとんできた。 .
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