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ピピピピピ……
静かな部屋に鳴り響く目覚まし時計の音。
「…んーーー」
ばんっ
布団から出た手が、目覚まし時計の頭を思いっきり叩いた。
「うるさい…」
いや、目覚ましさんも仕事してるんで…(笑
もこっと膨らんだ布団の中から、女の子が出てくる。
「もう朝…?」
ダダダダダダ…
段々と足音が近づいてくる。
バンっ
「れーーーい!!」
勢いよく開けられた部屋の扉から、何かがこっちに向かってとんできた。
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