新しい私の机

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私は戦場(スーパー)に着いた。 あいつらのせいで出遅れてしまった。 しかし、ここで諦める私ではない! お目当てのものをダッシュで強奪し、さっさとレジに並んだ。 そして、自分の番がきて会計を済まし、買ったものをカバンに詰めていたら、後ろから悲鳴が聞こえた。 「動くな!動いたらこいつのを撃つぞ!」 その声と共に銃声が聞こえ、人々は「キャー」とか「ワー」とか叫んでる。 あーあ、今日はめんどくさい事がいっぱいだな。 私は銃声のなった方に人混みを掻き分けて進む。 やっと、犯人が見えた。 犯人は5人いて、全員黒い目だし帽を被っていた。 その内の1人は、女性を人質にしている。 ん…大丈夫か。 私は、高速で犯人の方に行った。 犯人の1人の銃を持っている手首を思いっきり握り、手から離れた銃を奪ってから、その男にパンチと回し蹴りを食らわせ、気絶させた。 「な、何だこの女!」 「捕らえろ!!」 スタンガンを取り出した男がこっちに向かって突っ走ってきた。 …危ないだろーが "お前"が。 私は直ぐ、スタンガンを取り上げ、その男を取り上げたスタンガンで気絶させた。 ほかの男たちも、私の行動に驚いている間に気絶させた。 馴れた手付きで懐から出した手錠で男達を捕まえ、警察に連絡した。 連絡して、5分経つとパトカーの音が聞こえた。 そして、現場処理のために警察が慌ただしく動いているなか、1人、此方に向かってくる。 私の前に止まったのは、60代後半のおじいさん――河野(こうの)さんだった。 河野さんはいつものように話しかける。 「はあ、また君か ほんと、君に手錠を持たせといて正解だったよ 今回で全部使い切ったと思うから…ほい」 と、私にまた5つ手錠を渡してきた。 私に手錠を持たせ始めたのはこの人だ。 ありがたいっちゃありがたいが、手錠を渡されるたび、自分のトラブル吸収体質に泣けてくる。 「にしても、いつもやり過ぎじゃあないかい? いつも気絶させて…」 「えー!?これでも手加減してますよ 弱いこいつらが悪いんです!」 実をいうと、私のお父さんは元有名暴力団総長で、その遺伝子と言うのもあると思うが、やはり一番は親が「護身術」という理由でやらされた剣道、柔道を始め、絶対関係ないスイミングや新体操をやらされていた為、こうなったんだと思う。 因みにお母さんは、お父さんが元有名暴力団総長と言うことは知らないらしい。 .
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