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私は、犯人を無事逮捕したので家に帰ることにした。
そして、家に帰ったら何故か、妖精が2人増えていた。
『ど~も
リーはぁ、草(リーフ)ってぇ、いいまぁす
リーってぇ、呼んでぇ、くださぁい』
片っぽの男の奴が自己紹介した。
コイツ、ウザい。
『あ、香苗さん
リーは男じゃなくて、女ですよ
因みに、ファイは女でわたくしは男ですよ。』
「………。」
『『『………。』』』
「えぇぇぇえぇぇぇえ!!!!!!
マジかよ!!思ってたのと全員逆だしっ!!」
『妖精はみんな性格や容姿や性別が人間と逆なんだよ』
へぇ…なんか、良いことを知った気分♪
『ぼ、僕を忘れないでくれぇ…』
「『『『あっ…』』』」
『コホン
僕は水(ウォーター)
気軽にターと呼んでくれ
そして、名前のとおり僕は、水を司る妖精で、水を自由自在に操れるんだ!』
「あっ、んじゃこの子は男っぽいから女だね~」
私は、ちょっと得意気に言った。
絶対、当たってるよ。これ
『うぅん
ターはねぇ、特別でねぇ、男なんだぁ…』
やっぱ、コイツ無理だな。
ムカツク。
…って、男ぉ!?
私は目を見開きながら心の中で叫んだ。
『えぇ、ターだけは、ね…』
私の心を読んで答えたハートの表情が少し曇った。
みんなを見れば、全員そうだった。
私は触れてはいけないことと思い、「そう。」と言ってその話を終わらせた。
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