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｢ははは、ごめん｣
笑ってごまかす真紀の手を竜司は、掴み。
｢…俊哉に言うよ｣
と耳元で呟くと、顔を真っ赤にして
｢それだけは許して！｣
と頭を下げる。
鈴は首を傾げて、そのやりとりを見てる。
｢なんか、違うな｣
竜司は真紀を、冷たい目で見る。
｢うっ｣と真紀は声を漏らし
｢すいません…許してください｣
と頭を深々と下げる。
満足そうに笑い。
｢今回だけな｣
とだけ言って、席に座る。
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