小説自体始めての処女作です。 ではどうぞ

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個人経営で卸業をしています。 自宅から道を挟んで向いに倉庫があるのですが、無断駐車されて困っていました。 持ち主は(後から判明したのですが)近所のアパートに住んでいる馬鹿女の彼氏で、泊まりに来て朝まで停めっぱなしでした。 倉庫では夜の積み込み作業があるので、非常に邪魔でした。 何度も張り紙をして注意したのですが、いっこうに効果がありません。 待ち伏せして注意したのですが、その時は謝って車を退けるのですが、人がいなくなるとまた停めに戻ってくる馬鹿でした。 あまり頭に来たので、(警察に言ってもしょうがないと思ったので)強行手段に出ることにしました。 建設業の友人に頼んで夜中にその車を囲むようにコンクリート塀を掛けました。 自分の敷地なので特に問題はないはずです。 簡単な塀だったので2時間くらいで出来てしまいました。 とても素敵な眺めでした。 次の日、自分の車を塀を囲まれて呆然としている馬鹿の姿がありました。 馬鹿が事務所に来たので、再三駐車しないように注意した結果だと伝えたら、泣きそうになり謝ってきた。 塀に掛かった費用と撤去費用を馬鹿に負担してもらうことで決着が付いた。 それからその馬鹿が二度と車を停めることはなくなりました。
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