小説自体始めての処女作です。 ではどうぞ

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この間ラーメン屋で30分待ちで並んでいた時のこと 前にいたオバサンが携帯でなにやらゴソゴソ話をしていた。 別に聞く気は無かったのだが、どうも買い物している友人に 今からラーメン食べるところだからこいということらしい。 それから20分位経って俺の番まで後5人位になったとき オバサンの友人が二人現れ、こっちっこっちと呼ぶオバサンの後ろ私の前へ 何のためらいも無く割り込んできた。 あまりのずうずうしさに唖然としたが、どうにも腹の虫が収まらず 「非常識でしょう、割り込みは」と文句を言ったら 「最初から彼女たちの分も取っていたんです」と並んでいたオバサンに平然と 言い返された。それを見ていたオバサンの前に並んでいた20才位の学生さんらしき彼が 私を始めその後ろに並んでいた14・5人に向かって一言 「いやー久しぶりです 皆さんの分取っておきましたから私の後ろへどうぞ」 それを聞いてオバサン達は「なんて白々しいことをするの」と学生さんに言ったら 後ろにいたリーマンが「そりゃあんたたちのことでしょ」で一同拍手 騒ぎを聞きつけたバイト君がオバサン達に決めの一言 「三人とも後ろへ並んでいただくか帰っていただくか決めてください」 オバサンたちはブツクサ文句を言いながら帰っていった。 残った皆は学生さんとバイト君に感謝の言葉を送った。
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