387人が本棚に入れています
本棚に追加
ボーリングはそんなに難しい動作ではないので、一緒に『ボーリング』を考えてみましょう…
1、真ん中に真っ直ぐボールを転がせばいいだけ
2、どうすれば真っ直ぐ転がるかを考える
3、ボールを離すときに変な方向に力が働かなければいい→指や手の平に変な力をかけず、引っかけないように素直に転がすイメージを持つ
4、腕の振りが真っ直ぐになればいい→ボールが真っ直ぐのライン上に乗るように構えて、後ろに引くときもそのラインを壊さないように引く ボールを離した後の手も、そのラインを壊さないように…
ちょっと考えただけで『真っ直ぐ』のイメージレベルが飛躍的に上昇しますね
このように行う運動に何が必要で、それが何故必要なのかを『考える力』が運動神経の本質だと僕は思っています
運動のコツが考えること…だなんて、なかなか面白いですよね
もちろん例外もたくさん存在します
運動のほとんどは『筋力』や『体力』などの要素に依存しているので、考えるだけではどうしようもないこともありますが…考えることは本当に大切です
1、自分で今から行う運動に何が必要なのか考える
2、必要な動作を行うにはどうすれば良いかを考える
3、それを実行する
4、できなかったら、何故できなかったのかを考える
それに伴って…3個目の『再現能力』
自分でイメージしたことを再現…体現する能力です
そして練習したことを本番でしっかり発揮できる力でもあります
これはバランス感覚や『マッスルメモリー』と呼ばれる筋肉の記憶能力、あとはメンタルも関わってくるという多岐にわたる要素なのですが…
反射神経と同様に、センスによるところが非常に大きい内容だと思いますし、男女差が非常に激しいです
ただし、この『再現能力』は練習量や良いイメージを持つことでカバーができることでもあります
努力がセンスを上回る現象はここで説明がつくことなのではないでしょうか…
さぁ…色々説明してきましたが、ちょっと運動が楽しくなる気がしませんか?
『なんとなく』でやっていることにちょっとした目的意識を与えるだけで、上手くできる良いきっかけを見いだせるのです
全てのスポーツや行動に応用できることなので参考にしてみて下さい(∩∀`∩)✨
最初のコメントを投稿しよう!