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土『おいッ!!万事屋!無事か!?おいッ!!』
銀時の肩を掴み揺さぶる土方
銀『…無事じゃ……』
ねェェェェェェェェ!!!!!
【バキッ!!】
土『ぐはッ!!!』
土方を思いっきり殴りとばす銀時
土『てめェェェェ!!!命の恩人に何しやがるんだ!!』
銀『なにが命の恩人だァァァ!!てめェ思いっきり突き飛ばしやがって!!壁にぶち当たったんですけど!!ちょ、頭割れたコレ。絶対割れてるよコレ』
銃弾が放たれた瞬間
土方は決死の想いで
銀時を突き飛ばしたのだ
ギリギリのところで難を逃れた銀時だが
銃声と壁にぶつかった衝撃が重なり
銃弾が放たれたことに
まったく気がついていなかった
土『知るかァァァァァァ!!!』
ギャァギャァと掴みかかる2人
?『お話中申し訳ないんだけど…』
銀『てめェのせいで俺の頭が壊れたらどうするつもりだコラ』
土『大丈夫だ。てめェの頭は端からから修復不可能なくらい壊れてる』
銀『んだとてめェェェェ!!!』
?『ちょ、聞けええええ!!!』
銀/土『あ゛ァ!?』
こちらに話しかける男
2人はその姿を見た途端
瞬時に体勢を整え
それぞれ木刀と刀を構えた
男の手には拳銃
銀『誰だてめェは……』
?『やっと気がついたか?そこの鬼副長さんに感謝した方がいいぜ。もうすこしで“コレ”に右腕を使い物にならなくさせられるところだったんだからな』
そう言って
拳銃を優しく撫でながらニヤリと笑う男
銀時は
先ほどまで自分が居た場所に残る
小さな焦げ後を見てハッとした
土『てめェは一体何者だ…!?』
長身でスラリとした体型の男
見覚えはない
?『俺は火影(ホカゲ)春雨第七師団幹部だ』
“春雨”
その言葉に2人の瞳の色が
より鋭さをます
銀『…春雨第七師団……だと!?』
こいつ…
木刀を握る手に力が入る
†
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