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土『なんで俺達を…?』
倒れる天人と銀時を交互に見つめる
銀『さぁな。ま、正確には“俺達”じゃなくて、てめェを跟けてたみてーだけど』
土『俺を跟けていた…?』
こいつ…
いつから天人に気づいて…
銀『なんか憎まれるようなことでもしたんじゃね?例えば…カツ丼を犬の餌スペシャルにしちまったとか?』
土『どんな理由だ!!つーか犬の餌じゃねェ!なんでそんなことで俺が憎まれなきゃなんねーんだよ』
銀『いやいや…俺がカツ丼を作った奴だったら呪い殺すと思うけど?』
土『んだとコラァ!!』
…とにかく
この天人達に見覚えなどなかった
というより
天人の顔なんざ見分けがつかねェ
まァ跟けられる理由など
記憶を掘り返せばいくらでもあるが
真選組鬼の副長の命を狙う者など
溢れるほどいる筈だ
今までだってそんなこと何度もある
ま全員ボコボコにしてやったが
暫く口喧嘩をした後
銀『とりあえず…こいつらどーすんの?』
とすっかり気を失った天人を木刀でつつく銀時
土『決まってんだろ。屯所でみっちり取調べだ』
ニヤリとそう言う土方に
銀『けっ悪趣味め』
と銀時は木刀を腰へと戻した
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