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翔『あ!…冬雲君っ』
冬『あ…翔香君…お疲れ様ぁ』
翔『ありがとっ…あ、それと朝…成の事送ってくれたんだって?…潤弥から聞いた…』
冬『ん?…うん、いつも翔香君に任せきりはダメだしね』
翔『そんなっ…朝は冬雲君だってバイトあるし』
俺は学校についてすぐに…昼の休憩だったから、冬雲君のいつもいる美術室に急いだ…
冬雲君は、俺より1つ年上の兄だ…
いつもはほにゃり、ほにゃりとしてる兄だけど、いざと言う時…凄く頼りになる人だ…
冬雲君と美術室で話してると…
『呼ばれて飛び出て!じゃじゃじゃじゃーん!雅魅ちゃん参上ー!冬雲ちゃーん!一緒にご飯食べよ…ありゃ?翔香ちゃーん!』
『え?…翔香さんいるの?』
バン!?…と勢いよくドアが開いたと思ったら…現れたのは、俺と双子で弟…雅魅…
そして…
翔『雅魅…成!』
成『おはようごさいます、朝…言えなかったし』
俺より1つ年下の弟で…潤弥とは双子の成…
俺は…あの日から、
成だけは…何がなんでも守ると決めた…
それがどれだけ、潤弥を傷つけてるかも、知らずに…
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