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翔『成ー…放課後なんだけどな、病院付いてくって行ったけど…バイトが入って無理っぽいんだよ』
成『別に構いませんよ?…1人で行けますし』
翔『かるっ!?』
あれから4人…
弁当を広げて、食べてる時…俺は成に伝えた…
成の反応は至って普通…
(うう…潤弥の言う通り…ウザイのかっ…)
ガクリとうなだれてると…
雅『僕や、冬雲君が連れて行ってあげたいけど、僕もう少しで試合だから休めないし冬雲君もバイトだし…』
成『だから、大丈夫ですよ…ここから近いし…』
冬『潤弥に頼めば?』
翔『潤弥にぃ?…ダメだよ。ダメ…潤弥は多分嫌だって拒否するだろうし』
冬『…そうかな?』
冬雲君の言葉にすぐ反応した俺は首を降りながら、答えた…
朝も送って行ってくれ無かった潤弥が送る訳がない…
はあ…とため息を付いて…
ふと横を見ると成が誰かに電話をしてた…
翔『成?…』
成『あ!潤弥?…うん、今日ダメ?…うん、翔香兄達がうるさくて…うん…本当!…うん、ありがとっ…じゃあ放課後ね?』
翔『な…成?』
成『潤弥が送ってくれるって!』
成の電話の相手なんてすぐにわかった…
成が有り得ない位笑顔になったし、名前も出たし…
成は潤弥が大好きだから…俺が妬くくらい…
と、言うか…俺の時はあんなに反抗的なのにっ…なんで成が直接頼むと普通なんだよ…
潤弥は…
俺は少しムスッとしながらお弁当を食べた…
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