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翌日、日曜日だったが課題もなく暇だったので、友達の美幸と学校の地下ホールで雑談していた
美幸とはクラスで隣の席とゆうこともあって、仲が良く大抵一緒にいた
「とにかくかっこいいねん!もううち大ファンやねん!」
「ちょっと!前ファンやった先生どないしたんさ」
美幸が呆れて言った
「もう今は野宮先輩のファンやから~!~先輩~~~~!」
私はそう言って美幸にすり寄った
「きもいきもい!うちは先輩ちゃうぞ!やめんかい!」
美幸が私から逃げようとすると、私は「先輩~~」と言いながらまた追いかけるように美幸にすり寄る
そんなふざけ合いをしていると、突然美幸が あっ と言う顔をした
私が振り向くと、そこには眉間にしわを寄せてこっちを見ている野宮先輩がいた
「せっ先輩…!」
「何してんねんお前ら・・・」
私達のことを奇妙がっている様ではあったが、初めて話しかけてくれた。
「こんにちわ!!!!」
嬉しすぎて少し食い気味に挨拶してしまった。
「ああ・・こんにちわ」
そういって先輩は自分の教室に戻っていった
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