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遥か昔から存在する人間と魔物は、共存するなど到底無理な話であった。
外見が違い、人間を殺すものや魔物を殺すものが出てくれば当然であろう。
それを学んだ人間と魔物は、敵対する関係とも言えるようになり、それは現在でも続いている。
現在からおよそ7年前、世界大戦と呼ばれる人間と魔物の戦争があった。
終結には、1ヶ月かかり辺りには人、魔物、人、魔物、人、魔物と数えられない数が地面に横たわっている。
何十万,何百万,何千万と亡くなった。
そこに輝きを放っている魔物とも人間とも言えない姿があったと言われている。
人々は危険であるということから4つあるうちの1つの大陸ごと消滅させた。
人間の勝利で終えた世界大戦は多大な犠牲を払い、普段の生活に戻っていった。
しかしこの戦争に裏があることを知っているのは、ごくごく少数の人々であったとは。
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