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「今回の討伐内容おかしいだろ。イフリート・タクティクスを討伐する理由はなんなんだ?」
再びルクセンのもとに戻って来たトレインが問いただす。
「…それには理由がいっぱいあるんだ。簡単に話すとだな…一つ目が人々に危害を加えている。二つ目に炎をフルに使っているためかフィラリアルマウンテンの周りが陥没しかけ…最後にフィラリアルマウンテンにある原料が取れないからだ」
ルクセンはこちらを気にしながら真剣な声で話した。
ルクセンの目を見ると嘘を言っているようではないようだ。
「………いいだろう。行ってくる。」
「ちょっと待った。
流石のトレインでも一人では厳しいだろうと思い、二人連れてきた。入ってこい。」
扉から二人が入ってきた。一人は身長が160センチくらいで茶髪の男
もう一人は身長が150センチくらいで黒髪の女の子
それを見て小さく呟いた。「チビだ。」
その声が聞こえたようで茶髪の男が言う。
「そっちがでかいだけや」
どうやら関西弁っぽいようだ。
何か微妙に違う気がするが…
そこでルクセンがため息をつきながら止める。
「はぁー…そんなことどうでもいい。とりあえず三人で倒してこい。車は用意してある。」
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