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「俺は一人でいい。足手まといになるだけだ。」
鋭い眼光をルクセンにぶつけて言う。
「ダメだ!こいつらを成長させて欲しいんだ。」
ルクセンはお願いするように言う。
と思ったが違うかった。
「それとも断るか?殺すぞ。」
脅迫だった!!?
顔はニコニコ笑いながらだったが殺気を放ってる。
ルクセンの強さを身に染みてるので当然断れるはずがなかった。
「ちっ…わかったよ」
舌打ちをして了承する。
少し落ち込むな。
自分に力がないことに…。
「お前さんちょっと待てよ。
俺が足手まといだと?
むしろそっちが足手まといだっつうの。」
茶髪の男が怒っている。
当然と言えば当然である。見知らぬ人に【足手まとい】と言われたのだから。
「そんなことどうでもいいから行かない?」
黒髪の女の子がケンカになるのを防ごうとしているのか本当にどうでもいいのかわからない。
茶髪のガキはいちいちうるさい…殺したくなる。
トレインにとって周りなどどうでもいい存在なため口答えされると殺意が湧いてくる。
いわゆる危険すぎる人物であった。
二人に免じて許すか。男の方を無視して出て行った。
その光景を見て二人は追いかけて行った。
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