御披露目会!!そして流血事件!?

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ここからは再び優目線でお送りいたします。 ************** 優「どうもありがとー!!それじゃあみんな、まったねー!!」 ふぅ、やっぱり恥ずかしい!!…けど、あれだけ頑張ったんだし、支持率90%にとどいてればいいなぁ。 司会「では皆さん、中山 優さんを支持する方は各テーブルに設置されているボタンを一回ずつおしてください。」 ざわざわ、ざわざわ、ざわざわ… 司会「はい!!時間が来ました。これより集計しますのでしばらくおまちください。」 僕は控え室のモニター越しに外の様子を見ていた。 ふぅ、まだ昼休憩が20分近く残ってるよ…やけに長いと思っていたけど、こんなイベントがあるせいだったのか、今日お弁当をみんな持ってこなかった理由が今ようやく分かったよ… 優「あっ、結果が出たみたいだ…。」 司会「お待たせしました!!どうやら結果が出たようです!」 ************ ここからは再び霧也目線でお送りいたします。 霧也「おっ、結果が出たみたいだな。」 一同『悔しいー!!一番興奮出来る所で気絶なんてー!!』 もし見ていたらあんたらは病院行きだよ…きっと。 司会「では結果を、どうぞ!!」 司会がそう言うと舞台横に設置された電光掲示板が数値を表記した。 霧也「………って、なにぃぃ!!」 驚くべき数値が出た。 司会「ひゃ…120%!!?凄い!!凄すぎる!!この数値が出たということは、生徒だけではなく、教師の方々や食堂のおばちゃんまでもが優さんを支持しているということになります!!…ぇ!?皆さん!!聞いて下さい!!今校長先生からの伝言で、優さんのグッズ製作費用の倍化が決定しました!!」 生徒一同『うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』 霧也「やべぇ…この写真と動画、一体いくらで売れるんだ!?」 俺は笑みを浮かべずにはいられなかった。
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