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ここで優視点に戻っていきたいと思います。
度々の視点入れ替わり、ご迷惑おかけしました。
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優「やったーー!!……けど、これはこれで素直に喜べないなぁ…第一僕今回女装してたし。つまりそれって、みんな僕は女の子だって言いたいのと同じじゃないの?」
僕はイベントに対する感想を独り言で語りながら控え室を出ようとドアを開けると…
優「一体これはなんなのーーー!?」
ドアの向こう側には携帯のカメラを起動させて待ち構える全校生徒がいた。
生徒A「あっ!!出てきた。優ちゃーん!!こっち向いてーー!!」
生徒B「近くで見るともっと可愛い!!」
生徒C「おで、ぼうだべ(俺、もう駄目)」
中には出血多量で倒れる生徒も
優「どうしょう…そうだ!!」
出来ればやりたくないけど、幸い出口付近には男子生徒が多い、これが一番確実な方法だよね?
優「みんな!!」
僕が叫ぶとみんなは黙って僕を見た。
僕は足を内股気味に、手をグーにして腕を胸に当ててから言った。
優「僕は…優は!!みんなの事、大好きだからね?」
男子一同『ぶぅぅぅぅぅぅぅぅ!!』
直後半分ぐらいの男子が出血多量で倒れた。
…くっ、まだ半分か…しぶとい!!ならこうだ!!
優「そんなみんなに優からプ・レ・ゼ・ン・ト♪」
僕が最後の手段として投げキッスをすると残った男子一同は崩れた。
男子一同『ブバァァァァァァァァァ!!』
よし!!今だ!!
僕は崩れた男子生徒の上を跨ぎながもダッシュで教室へと逃げた。
ジジーーーー、
霧也「この動画も高く売れそうだな。…それにしても、この学校…大丈夫か?」
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