春一番!!それは突然に…

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えー…今僕は妹にキスをされている。しかも唇に…。 優「んむぅ…。」 イマイチ状況が理解できない。 えーっと、確か僕は全身ロープでグルグル巻きにされてから雅に家まで運ばれて… 優「ねぇ!!待って!!落ち着けば分かるから!!今してることがおかしいって事が!!分かるからぁっ!?…グフッ!!」 僕はベッドに投げられた 雅「大丈夫♪お兄ちゃんは照れてるんだよね?」 ダメだ!!会話が成り立ってない。 そんな事を考えているうちに雅は僕の上に馬乗りした。 優「照れてない!!むしろ怖い!!逃げ出したい!!…って待って!!唇を突き出しながら顔を近づけるのはんむぅ!?むぅー!!」 以上回想でした。 …ってそれどころじゃない!!早く雅を引き剥がさないと!!恭子ねぇにでも見られたら大変な事に… 恭子「あぁぁぁ!?雅ぃ!!ずるいよ~先に楽しむなんて!!どいて!!私も優ちゃんを堪能したい~!!」 雅「………………」 返事がない。ただの屍のようだ。 雅は恍惚とした顔で気絶していた。 恭子「ってなんだ…雅ったらまた気絶してるの?じゃあ今からは私が優ちゃんを独り占め出来るんだ~なにしようかな?」 言うと恭子ねぇは雅を僕の上からどかしてから僕にキスをした。 ……しかも、ディープなヤツを。 優「んむ!!…ん!!んふぅ…ぷはっ!!き、恭子ねぇ!!やめっ…むぅ…」 普通のキスならまだしも、恭子ねぇのディープキスは普通映画とかでしてる様なヤツの三倍位ネットリとしているため、されると頭が真っ白になってしまう。 いつもは母さんが止めに入ってくれたけど、今日はいないし、恭子ねぇのこの勢いじゃ僕の初めてもここで…… なんて諦めの感情が溢れてきていたその時だった。 ?「たっだいまー!!みんな元気にしてたぁ?」 玄関を開けて誰かが家に帰って来た。 恭子「…ぷはっ!!…ちぇぇ。」 その声を聞いた恭子ねぇは渋々と僕の上から降りた。 優「母さんが帰って来たんだ!!…助かった…」 …が、安心するのは早かったと後で僕は思った。
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