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美雪さんとの出会いはこんな具合だった。
その日は粉々になった生徒会室の修復と、ボロボロになった徳っさんの蘇生で大変だった。
作者「まぁ、長い回想もそこそこにして…タイムスリップ!!」
ハンバーガーを食べながら僕等は来週の遠足についての説明を受けていた。
美雪「…というのが今回の遠足の内容だ。」
遠足の内容はこんな物だった。
場所は学校裏の山
集合時間は明け方の4時
持ち物は予め手渡されるエアガンにカ〇リー〇イトと水、更にカンパンが一缶のみ
ルールはペイント弾で山に散らばった参加者達と射撃戦をし、撃たれた方の負けで、負けた人は勝者に所持品を渡して退場。
それらの射撃戦で最後まで勝ち残った人の勝ち。
優勝者には豪華商品が与えられる。というもの。
霧也「ていうか、これ遠足じゃねぇよ…」
美穂「確かに…これは完全にサバイバルゲーム ね。」
美雪「ちなみにこの戦争じみた遠足は校長の案で、校長自身も参加するらしい。」
こぉぉぉちょぉぉぉうぅぅぅ!!
なに変な事を考えてるんですか!?
若葉「ふぅん、まぁ面白そうじゃない。で?豪華商品って一体何なの?」
確かに僕もそれは気になる。
徳龍「聞いた話によると優の写真集だそうだ。」
優「えぇ!?聞いてないよ!?」
僕が驚きながら叫ぶと、若葉が立ち上がりながら言った。
若葉「優勝は私が頂く。」
ヤバい、目が本気だ…
今の若葉なら、とある町で繰り広げられている戦争に余裕で勝てるぐらいの戦闘力がある。
もう、狂戦士なんか一ひねり出来るぐらいの。
恭子「頑張って優勝するのよ!!」
雅「皆殺しにしちゃえ!!」
若葉「う、う゛おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
こ、恐いよ。勝てる気が全然しないよ…
良平「ふん、久しぶりに俺の本気を出せそうだな。」
横を見るとみんな気合い十分なようで、それぞれ意気込んでいた。
僕は泣きそうだけどね………………………………うぅっ…
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