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?「こ~ら~どこにいくつもりよ?」
優「お願い!!見逃してよ恭子ねぇ!って待って!!なんの躊躇いもなく僕のズボンを剥ぐのはやめて!!」
恭子「ハァ…ハァ…」
駄目だ…聞いちゃいない。こうなったら母さんを呼ぶしかない!!
優「母さん!!助けて!!このままじゃ僕の貞操がー「母さんなら父さんが怪我したって聞いたら飛び出してったよ?」ーな事に、ってそれ初耳!!初耳だよ恭子ねぇ!?」
なんて事だ…じゃあ僕の味方はゼロって事に…ってあれ?
優「いつの間にか着替えが終わってる!?」
恭子「因みに下着もだよ~♪」
ま、まじか…さようなら。僕の貞操。
恭子「そんな事より早くしないと遅刻だよ?」
雅「新学期早々遅刻はまずいよね?」
優「うっ…、……………はぁ。分かったよ。今日だけだからね?」
雅・恭子「「よし!!」」
ううっ…これで僕は学校に女装して来る変態呼ばわりだよ。
ピンポーン。
優「ん?誰だろう?…はーい!」
一瞬出るのを躊躇ったけど2人が行く準備をし始めていたから返事をした。
ガチャ
優「はい。どちら様ですか?」
?「!?…優、やっと本当の自分を認めたんだな?…よし!!俺と付き合っー「頭かち割るぞ?」ーソッコーで振られた!?」
玄関にいたのは親友+幼なじみの山崎霧也だった。
容姿端麗、スポーツ万能、頭脳明晰の変態だ。
なのにモテるんだよなぁ。
霧也「変態はやめろ。」
優「勝手に心を読まないでよ。第一、この格好には理由が…」
霧也「大方、姉と妹に制服を全部ダメにされた挙げ句、下着ごと着替えさせられたってとこか?」
うっ…鋭い…
霧也「まあ、いつもどおりだな。それじゃあ行くか。」
優「う、うん。」
僕は霧也と学校に向かった。
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