戦場…それは墓場。(いろんな意味で死ぬ場所。)

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美雪視点 徳龍「…流石に霧也は鋭いな。あれをかわすか…」 流石は私の愛する男だな、霧也は。 私が自分の世界に入りかけていると不意に隣から指示がでた。 島「神野。右斜め前方に45゜だ。」 美雪「…はい。」 ガッコンッ!! 私が指示の通りに対戦車用ライフルの銃口を向けると、島先生から修正の指示がでた。 島「よし、角度はそれでいい。そこから左に15゜修正。俺が合図したら撃て……………今だ!!」 ズドォォンッ!! 美雪「…っ!?」 発砲と同時に腕が痺れた。もう少し威力を落とすべきだったかな…とは言え、射撃精度はなかなかだな。 私が自分の作ったライフルの出来を確認していると徳っさんが口を開いた。 徳龍「…二人とも、静かに。誰かが俺達を見つけた様だ。ポイントを変える………走れるか?」 美雪「全然余裕だぞ?」 島「ああ、構わない。」 私達が返事をすると徳図は頷き、 徳龍「よし、いくぞ!!」 私達は新たな拠点を目指し、走り出した。
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