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霧也視点
ババババッ!!
バンッバンッ!!
ドサドサ!
『怯むな!奴は一人だ!皆でかかれば倒せるはずだ!』
霧也「そう簡単にはやられるかよ!!これでも食らえ!」
俺は先程奪取したロケットランチャーを構えた。
そして敵グループに狙いを定め、トリガーを引いた。
バッ…シュゥゥゥゥゥ!
ドォォォォォン!!
『ぐぁぁぁ!!』
『ロケットランチャーだと!?』
ロケットランチャーの着弾地点には数名の死体と、飛び散ったペイント塗料が残されていた。
霧也「つかこれ、環境破壊じゃね?」
俺が独り言を言うと、
?「この塗料は水溶性で、中には肥料も入ってるらしいから大丈夫なんだと…」
返事をする人物がいた。
敗者を控室に連れていく係の体育教師、
高杉 雄一
その人であった。
霧也「本気だな、校長は…」
今度は返事がなく、高杉は敗者達を引きずって行った。
俺はそれを眺めながら敗者達の所持品を漁っていた。
最後に高杉は
高杉「山崎!このあと一雨来そうだ。注意しておけよ!」
そう言い残して行った。
雨…か…むしろ俺にとっちゃあ好都合だ。
今までの戦利品を確認した俺は次の行動を起こす為走り出した。
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