戦場…それは墓場。(いろんな意味で死ぬ場所。)

12/22

2348人が本棚に入れています
本棚に追加
/372ページ
霧也視点 ババババッ!! バンッバンッ!! ドサドサ! 『怯むな!奴は一人だ!皆でかかれば倒せるはずだ!』 霧也「そう簡単にはやられるかよ!!これでも食らえ!」 俺は先程奪取したロケットランチャーを構えた。 そして敵グループに狙いを定め、トリガーを引いた。 バッ…シュゥゥゥゥゥ! ドォォォォォン!! 『ぐぁぁぁ!!』 『ロケットランチャーだと!?』 ロケットランチャーの着弾地点には数名の死体と、飛び散ったペイント塗料が残されていた。 霧也「つかこれ、環境破壊じゃね?」 俺が独り言を言うと、 ?「この塗料は水溶性で、中には肥料も入ってるらしいから大丈夫なんだと…」 返事をする人物がいた。 敗者を控室に連れていく係の体育教師、 高杉 雄一 その人であった。 霧也「本気だな、校長は…」 今度は返事がなく、高杉は敗者達を引きずって行った。 俺はそれを眺めながら敗者達の所持品を漁っていた。 最後に高杉は 高杉「山崎!このあと一雨来そうだ。注意しておけよ!」 そう言い残して行った。 雨…か…むしろ俺にとっちゃあ好都合だ。 今までの戦利品を確認した俺は次の行動を起こす為走り出した。
/372ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2348人が本棚に入れています
本棚に追加