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島先生視点
………一雨来そうだな…
島「おい二人とも、雨が降りそうだ。もっと奥にいくぞ。」
美雪「そうね…ここは雨が凌げるから他の子達が集まってくる可能性が高いわね…」
徳龍「だな。よし、ここを狙い撃てるあの高台を次の拠点にするか…」
島「よし、いくぞ。」
俺達は歩きだした……が、
島「…っ!?…しまった!!」
俺は足元にあったブービートラップに気付かずに自動狙撃装置のスイッチを踏んでしまった。
ズドンッ!!
島「…っく!?」
間一髪避けれたが、今のはあと少し気付くのが遅ければやられていた。
徳龍「…これは…霧也の作った物だな。」
美雪「それよりも今ので霧也が来るのではないか?」
島「そうだな。やむを得ない、高台は諦めて早急にこの場を離れるか…」
俺の提案に即座に頷く二人
…やれやれ。俺の人選は間違っていなかったようだ。
それどころか下手をすれば俺より戦闘馴れしている
…………さて、俺も我が嫁の為にそろそろ本気を出すとするか。
俺は決意を固めると、眼鏡を外した。
美雪「あれ?先生、眼鏡…」
島「眼鏡?…ああ、そうか。お前達は知らないんだったな。…これは伊達なんだ。」
徳龍「じゃあなんの為に?」
島「まぁ、後で分かるさ。それより、今は移動が先だ。」
俺達は一旦会話を終わらせ、移動を開始した。
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