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若葉視点
校長と島先生チームの戦闘開始が知らされてから二分後。
優「…嘘…。あの三人が瞬殺された…?」
若葉「そんな…校長ってそんなに強いの?」
私は尋ねた内容に優ちゃんは首を横に振った。
そしてこう言った。
優「…分からない。でもあの三人が瞬殺されたとなると…僕達じゃ勝ち目は無いかも…」
若葉「そんな…」
私達二人が軽い絶望感を感じていると優ちゃんの後ろの茂みから怪しげなオッサンが銃口を向けていた。
若葉「…っ!!…優ちゃん危ない!!」
優「…えっ…?」
優ちゃんがこちらを向くのよりも早く私は優ちゃんに飛び掛かった。
その瞬間、オッサンは引き金を引いた。
ズドォォンッ!!
雨は勢いも更に増して降り続け、
その雨音がするなか、渇いた銃声だけが響き渡った。
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