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今から数分前、
霧也「さてと、着替えと勉強道具を取りに行くか。」
そう言いながら玄関を開け、家に入った瞬間、
ヒュンッ!!バギャッ!!
銃弾が俺の頬をかすめてドアに命中した。
霧也「………」
俺が、今度は慎重に歩みを進めながらリビングのドアを開けると
そこには………
霧・母「大人しく優ちゃんの写真集渡しなさいよ!!このクソ野郎がぁぁ!!」
と叫びながらマシンガン(本物)を乱射する母さんと、
霧・父「やらせはせん!…やらせはせんぞぉぉ!!」
と、こちらも同じく叫びながらハンドガン(本物)で応戦する親父がいた。
霧也「何やってんだあんた達はぁぁぁ!!」
俺は思わず叫んでいたが、二人は気にせずに戦闘を続けていた。
もうすでにリビングにあるもので無事な物はなかく、壁や床には穴ぼこがそこかしこにあいている。
俺はこれ以上ここに居るのは危険だと判断し、自室に向かってまず最初に先輩に貰ったデータを俺専用の金庫に入れてから荷物をまとめて玄関に急いだ。
霧也「…勉強会が今夜で助かったな。」
俺がホッとしながら玄関のドアに手を掛けた瞬間
カンッ、カラララララ………
背後から黒い卵の様な物が転がってきた。
霧也「…これは……手榴弾!?」
俺は急いでドアを開けようとしたが、既に安全ピンは外れており…………爆発した。
どぉぉぉぉぉぉぉぉん!!
…………俺は吹っ飛んだ。
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