僕は男の娘です！？

変態×変態＝バトル！？

夕食後、今度は僕達男子が洗い物をしていると、

霧也「ところで今夜は誰がどの部屋を使うんだ？」

霧也が唐突にそう聞いてきた。

その瞬間リビングからただならぬ気配が現れ、続いて雅が割り箸を何本か持って

雅「第一回部屋割くじ引き戦開催！！」

と叫び、続いて恭子ねぇと若葉、美雪さんが

『イェーイ！！』

とあとに続いた。

優「どうしてくじ引きなんてするのさ！！」

僕は当然のごとく抗議する

雅「だって今使える客室は一つしかないし、ママ達の部屋を使うわけにはいかないでしょ？」

そんな僕の言葉に冷静に返す雅

優「…ぅぐ、じゃ、じゃあ徳っさんと霧也に客室を使ってもらって、美雪さんには恭子ねぇか、雅と相部屋してもらえばいいんじゃないの？」

僕は負けじと食らいつくが、雅の次の一言で頭が痛くなった。

雅「何勘違いしてるの？霧也先輩と徳図会長には客室を使ってもらうわよ。このくじ引きはそう……優ちゃんが私達三人の内誰と相部屋になるかを決める物よ！！」

もう何も言うまい…

僕は諦めるしかなかった。