2348人が本棚に入れています
本棚に追加
僕らの短い勉強会のあと。
ひとまず、男子と女子に別れて近況報告をする事になった。
優「しかし、早かったね…」
徳龍「だな。勉強会の『べ』の分くらいしかやってないしな。」
霧也「でもさぁ。校長、もとい親父もなかなかの鬼畜だよな。」
優「そ、そう?」
霧也「そうだろ?あんだけハードな遠足の後にテストだぜ?いくら遠足の振替休日があるからからってダル過ぎだろ。」
徳龍「まぁ確かに普通の生徒たちはそうだろうが、霧也ぐらい頭がよければ関係ないだろ?」
霧也「そのテストをするのがたるいんだよ。…………あー、やめやめ。よし!!テストの事はひとまず忘れてゲームしようぜ!!」
優「…あははは。まぁ、いいけどね。」
徳龍「…はぁ。やれやれ。なんの為に泊まりがけで集まったんだか。…まぁ、たまにはいいかもな。」
そんなこんなで僕達は近況報告どころか、ろくに話さないうちにゲームを始めた。
最初のコメントを投稿しよう!