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†パーティ
「!?。」
唐突に始まった戦いは、数に圧倒された状況だった。
モンスターハウスに踏み込んだのかと一瞬勘違いをおこす。
しかし冷静さは失わない、くぐり抜けた死線と、大地に頬を寄せた回数が自信となっていた。
そんな時だった。
「えいっ!。」
囲みの内の一体が、打撃音と共に崩れ去る。
そしてその背後から白いフードコートの女が姿を現した。
「助っ人ルク、参上ぉ!。」
そしてその後ろから赤い鎧の男が半泣きで、女にすがる。
「ひいっ、助けて下さい!、一人は嫌だ!!。」
苦笑いで女は応える。
「頼むよ、勇者様ぁ。」
勇者と呼ばれた泣いている男は、ナイフを抜いて漸く構えた。
「僕はっ!、勇者ですっ!。」
そして何とかゴブリンをまた一体葬る。
「やれた……のですか?。」
そして戦士はその場でへたりこんだ。
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