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「じーっと光岡の胸ばっかり見てないで、あんたも早く着替えなさいよ。代表なんでしょ?」
ポニテ先輩がキツい口調で言ってくる。多分、あたしに。
うーん…参ったね、こりゃ。
ぶっちゃけ、こんなの勿論やりたくない。
ここに来る途中、加比原にはあたしも入ると勢いで答えはしたものの、やらされるのがこんな事だと前もって分かっていれば当然ながら断固として拒否してたし。
てな訳で、着替えの手が進むハズもなくあたしは恨めしげな眼差しを加比原に向けるんだけども…
見つめ返してくる加比原の瞳は本気で泣きそうってか既に若干潤んでるし、周囲にいるバストアップ同好会の面子らしき集団は期待と希望を込めた眩しい視線をあたしに向けて来るし。
あぁん、もう!
マジで勘弁して欲しいわぁ…
この空気でやっぱりやりたくないなんて絶対言えないじゃんよぅ…
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