初撃目

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「……んっ…あ…れ」 目が覚めると私は木陰に寝かされていた 「よかった、目覚めたんだね」 私の顔の真上に女の子があった そこで初めて私は女の子に膝枕をされているのに気づいた 私が慌てて起き上がろうとすると 「まだ、ダメ」 女の子は無理やり私をまた寝かせた 「もう、大丈夫だから離して」 胸がドキドキと張り裂けそうなくらい高鳴った 「本当に大丈夫?」 女の子は私を真っ直ぐに見据えてきた 「っ……」 自分でも顔が真っ赤になっているのがわかった (こんな気持ちは初めて…)
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