25人が本棚に入れています
本棚に追加
「……んっ…あ…れ」
目が覚めると私は木陰に寝かされていた
「よかった、目覚めたんだね」
私の顔の真上に女の子があった
そこで初めて私は女の子に膝枕をされているのに気づいた
私が慌てて起き上がろうとすると
「まだ、ダメ」
女の子は無理やり私をまた寝かせた
「もう、大丈夫だから離して」
胸がドキドキと張り裂けそうなくらい高鳴った
「本当に大丈夫?」
女の子は私を真っ直ぐに見据えてきた
「っ……」
自分でも顔が真っ赤になっているのがわかった
(こんな気持ちは初めて…)
最初のコメントを投稿しよう!