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「空中魚雷投下!!」
攻撃機から細長い筒が何本も空中に向かって落とされる。
落ちてから筒の一方から炎が吹き出し目標へ空を切って飛んでいく。
それらは空母艦の横から接近して――
閃光と爆音。
空母艦の両舷に付いている浮力発生装置が爆散するのが見えた。
飛行機とは比べものにならないくらい濃く巨大な煙を吐き散らし空母艦は徐々に高度を落としていった。
さらに、攻撃機と爆撃機は空母の護衛についていた巡洋艦へ攻撃を仕掛けようと旋回をしようとした。その時。
一段とけたたましいエンジン音が戦場に響いた。
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