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その音の主は単機で爆撃機編隊に接近すると、すぐに機銃を発砲した。
糸で結ばれているかのように、銃弾は爆撃機の機体に吸い込まれていき、瞬く間に炎が機体を包み込んだ。
カイトがその機体に近付くまでに3機の爆撃機が餌食になっていた。
カイトの機体が接近するや否や赤い機体は爆撃機編隊から離れ、翼を上下に振りながら上昇していった。
(決着をつけようじゃないか……)
カイトのオクサリスもそれを追って上昇していく。
艦隊攻撃は成功したが、まだこの仕事が残っていた。
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