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エピローグ
それから、大東海には元の静けさが帰ってきた。
ガブレス帝国とミリア王国との間には条約が締結し、終戦が宣言された。
アトラプト湾に残された艦隊の残骸は今も記念として残されている。
皇帝マクシミリアンはまず政治的改革に着手した。
議会はその体勢を変え、新たに「ガブレス共和国」として再出発を果たした。
「帝国」から「共和国」へと変わったことで皇帝の権力は無に等しい事になり、軍部の権力もまた消失した。
これによってガブレス共和国は民主主義国家として再編されたのである。
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