アイリス来訪

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「丁度いい。2人に指令だ」 エルノアが口を開く。 「イソザキ・カイト一等空尉及びフォルグ・ロイド一等空尉!」 「はっ!」 2人が同じタイミングで敬礼する。 「ベルーイ基地に飛来する空母アスカの護衛任務を命ずる」 「はっ!」 「尚、出発は明明後日。隣のライロン基地からの護衛部隊からの引き継ぎになる。イソザキ、フォルグ両名は出発後、しばらくはアスカ周囲を飛行し、アスカへ着艦せよ」 さらに、 「殿下に無礼のないようにな。我が基地の威厳がかかっている」 と二人に強く注意した。 その言葉に殺気があったのか、カイトの頬にはツッと冷や汗が流れた。
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