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あれから 何時間たったのだろう??
俺とおっさんの会話は無いに等しかった。
この 暗くジメジメとしていて静まりかえった部屋は精神的に俺をまいらせた。
イライラが増してきて時々 ふいに壁を殴っては手の痛みにまたイライラした。
おっさんは黙ったままだった。暗くて何をしているのかは分からない。
そして、とうとう
バチバチっという音と共に眩い光が・・・。
余りの明るさに目をサッと手で覆った。
段々と目がなれくると、おっさんが見えた。
おっさんはまだ眩しそうに目を手で覆っていた。
そして、どうやったって開かなかったドアが少し開いていた。
この先 本当に『ゲーム』は始まるのだろうか?
俺は生きてここから出れるのだろうか?
いろいろな不安を胸にドアをゆっくりと開けた。
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