開始

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あまりの驚きに尻餅をついた。 しかし 恐怖で痛みはほとんどなかった。 まだ銃口はこっちに向けられている。 握り締めた俺の手には汗をかいていた。 「君は銃を使ったことはあるのか?」 と 上からじっと俺を見ながら聞いてきた。 「銃を?そんなの使ったこと何てあるわけないだろ!?」 「わたしはね・・・昔にこいつに関わる仕事をしてたから扱いにはなれてるんだよ。だから 君が持ってるより私が持ってた方がいいんじゃないかな?」 銃を使った仕事?警察 自衛隊 ヤクザ・・・ それくらいしか思い付かなかった。 何の仕事か聞いたが、軽く流されうやむやになった。 そして結局 銃はおっさんが持ち ナイフは俺が持った
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